『漂流巌流島』
創元推理文庫の『漂流巌流島』(高井忍著)を読んだ。主人公が脚本家の4話もので、それぞれ、巌流島の決闘・赤穂浪士の討ち入り・池田屋事件・鍵屋の辻の仇討ちがモチーフとなっている。 ひょんなことから素人歴史研究家が矛盾に気づき … 『漂流巌流島』
創元推理文庫の『漂流巌流島』(高井忍著)を読んだ。主人公が脚本家の4話もので、それぞれ、巌流島の決闘・赤穂浪士の討ち入り・池田屋事件・鍵屋の辻の仇討ちがモチーフとなっている。 ひょんなことから素人歴史研究家が矛盾に気づき … 『漂流巌流島』
JR横浜線の小机駅から、歩いて10分。横浜線と第3京浜が交差するという現代でも要衝の地に小机の城跡がある。途中の住宅街が若干入り組んでいるものの、城はずっと見えているので迷うことはないだろう。 私が初めて小机を訪問したの … 小机城訪問 竹林による城跡整備
2007年8月27日にWikiからBlogへ変更されてから、早いもので3年が経過した。Pukiwikiで記事をアップしていた頃から勘定すると、5年超である。紆余曲折ありつつ今川義元敗死の原因を追究し続けてきた。 45 … 今後の更新について
調子に乗ってアップし過ぎたせいか、これまで使ってきた『ppblog』が文字化け・検索不能という症状をきたすようになってきた。下書きを含めると、文字量の多いエントリー数が700を超える状況で、DB不使用は限界だったようだ。 … CMS変更
2006年から工事によって足止めされていたが、ようやく隙を見つけて訪れてみた。この城は横浜市営地下鉄のセンター南駅から徒歩で10分、しかも公園化されて見晴らしもよいという、まとまった時間がとれない人間にはありがたい城跡 … 茅ヶ崎城訪問 遺構保存方法の一例
醜悪な殺人を描いた、ある意味著名なパート。ディケンズがこの殺人部分を晩年に何度も朗読のモチーフに選んでいる。個人的には、ドストエフスキーの「悪霊」はこの件に着想を得たように思う。ただ、仲間内の殺人が冷酷なものであったに … オリバー・ツイスト(下)
4読目になる。この作品は『クリスマス・キャロル』の次に有名な作品で、映画化・アニメ化も何度かされている。しかも、ディケンズにしては短い作品となるために、ストーリーも割合忠実に映像化可能だ。 前回読んでから5年ほど経過 … オリバー・ツイスト(上)
ことのついでに、DVDも観てみた。映像になったのでストーリーを端折っているのは仕方ないとして、全体はよくできている。主演のデイヴィッド役が、物語の最後でものすごくディケンズに似てきたのが感動的。「なるほどそれでこの役者 … デイヴィッド・コパフィールド(DVD)
いよいよ大団円となる最終巻だが、ちょっとご都合主義が目立つ。ミコーバー一家・ペゴティ一家をオーストラリア移民でハッピーにしてしまうのが強引だし、ユライア・ヒープとモティマーを珍妙な監獄に入れて披露しているのも微妙に違和 … デイヴィッド・コパフィールド(4)
物語のテンポが一気に上がってくる第3巻は、エミリーの駆け落ちから幕を開ける。幼馴染の漁師ハムとの結婚を控えた彼女は、その寸前にスティアフォースと逃亡してしまう。上昇志向のあるエミリーは、家族に愛着を持ちながらもチャンス … デイヴィッド・コパフィールド(3)